帰省生活1日目:那珂湊・大洗


 帰省して両親と年始に食べる「しょーびき餅」*1の準備で那珂湊へ行ってきた。この日の那珂湊港は冷え込んでいるにも関わらず、とても賑わっていた。どちらかというと年配の方が多かったように思える。
 この人ごみをかきわけて、いくつか並んでいるお店のひとつに入り目的を鮭を買うことになる。ちなみに鮭のほかにもマグロやアサリ・タコなど多くの種類の魚介類が並べられていて、どれもこれも美味しそうだった。
 小腹がすいたら一緒に売られているあら汁やたこ焼きを食べることもできる。お腹が減っている時に行ったら間違いなく予定よりも多く出費することになるだろう笑

 売り場では左の写真のように鮭がまるごとデーンと売られている。見たところ全長60〜70cmくらいだろうか。大きいものだと1m以上あるのでは?というものもあった。そのまま持ち帰るもよし、漁師さんにお願いして切り身にしてもらって買うもよし。
 今回は予め切り身を真空パックで詰めてあるものを購入した。レジでお金を払っている時に食べごたえがありそうな大きさの鮭とばがあったので一緒に購入した。
 ほらみろ、こうやって余計な出費が増えていくんだ…笑 今回の目的である鮭の他にも小エビ・わかめ・とろろ昆布が入った海鮮汁のもと、短冊切りされたスルメイカ、上記でも書いた鮭とば、辛子明太子などを購入。微妙にお酒のアテが混じっているが気にしない気にしないw

 今回の那珂湊で一番おどろいたのが右の写真でアンコウさん。さか…な…?*2 ちなみにお値段は(この日は)15,000円なり。
 これ食えんの?と調べてみたら茨城県の郷土料理として「あんこう鍋」が出てきた。江戸時代には「西のフグ、東のアンコウ」と言われて、高級魚として有名だったらしい…茨城県出身なのに知らなかった!けど、庶民にとって高級魚は無縁だから仕方ないね(震え声)
 このあんこうを見て『ガールズ&パンツァー』出てくる「あんこうチーム」を思い出し、有名になった大洗が近いから少し寄っていこうと提案したw 両親も何かを察してOKを出したが…今、思い出すと俺が勝手に舞い上がっててメチャクチャ恥ずかしい…。

 それで通りがかってもらったのが左の写真で割烹旅館 肴屋本店ガルパンの中でダージリンさん率いる聖グロリアーナ女学院のマチルダ2戦車(だっけ?)が突っ込んだお店として有名で、ファンと思しき方々がこの旅館の前で写真を撮っていた。言うまでもなく俺も混じって写真を撮った笑
 実際に車で付近の道を通ってみたが非常に狭く、対向車や歩行者に気を付けないとたちまち事故につながるような道となっている。アニメの中とはいえ、よくこんな道を戦車で通れたもんだと感心した。この旅館だけでなく地域一体でのぼりや立て看板・ハンコなどを使ってガルパンを紹介していた。
 今回は利用しなかったが、それぞれのお店でガルパン関係のグッズを提供しているものと思われる。大洗にとっては2013年12月時点でも良い町おこしの材料になっているようだ。

 最後に寄ったのが茨城空港。開港してからなんだかんだで見学できていなかったので行ってきた。展望デッキに行ってみると、向かって左手にある百里基地が見えないようガラスに工夫が施されている…左側だけ曇って右側が曇らない不思議なガラスで、飛行機よりもガラスに興奮してしまったw
 右の写真がF-4ファントム2戦闘機(偵察型)で、このサメ顔に見覚えがあって再び興奮…今日何度目だろうか笑 飛行場の中は茨城県紹介ブースがあり、その中には例によってガルパンの紹介ブースも混じっていた。
 痛戦闘機の模型や記念スタンプが用意されていたので、ちゃんと利用させていただいた笑 疑問点としては何故か韓国ブースがあったことで、アシアナ航空はもう就航休止してるし韓国ここで売るの関係ないのでは?
 こうやって書いてみたら、29日は(俺にとって)精力的に動き回った日になった。どのような形であれ故郷の茨城県が良い方向に有名になり、良い方向に発展していくのは嬉しい。茨城は都道府県の中で魅力度がワースト常連なので「なめんなよ!いばらき県」で、よりよくなっていって欲しい。茨城県に幸あれ笑

*1:鮭を餅にはさんで食べる、茨城県のとある地方で有名なローカル料理。

*2:アンコウも立派な魚の一種です笑